第2話:MADE IN JAPAN! 生地屋を探せ!
作るからには、素材にも加工にもこだわって作りたい!良い物を作りたい!
という思いから、「MADE IN JAPAN」にこだわる!というコンセプトを立てました。(*^-^*)
もともと、ティシュラーの家具は愛知県岡崎市の工房で手作りしている100%国産の家具なのですが、デニム生地は最近は中国産など安価な生地が多いかと思います。
生地の手配も縫製も加工も全て海外が主流ですし、素材の手配は中国-広州、特に加工は高いですから中国やベトナムやバングラディッシュも増えてきていますね。
余談になってしまいましたが、そんな中で高品質で丁寧な「MADE IN JAPAN」にこだわる価値はあると思ったのです。( `ー´)ノ
さて!では、まず生地の手配をどうしよう??
何も資料の無い、1からのスタートです。そもそも飛び込みで連絡して、取引して貰えるのか??・・・・という事で、国内のデニム生地の会社について調べました。
様々な会社がありますが、そんな時こんな記事を発見したのです。
「デニムを一貫生産できるのは国内に2社だけ」
なっ!なんですと!という衝撃の事実。「デニム生地を生産できる会社はそんなに少なかったの!?」と驚きましたが、実際の内容は少し違いました。。。
記事で紹介されている通りになりますが、デニム生地の製造工程は
- 1 紡績(綿花から綿糸を造る)
- 2 ロープ染色(糸を染色する)
- 3 織布
- 4 整理加工
大きく分けてこの4工程があります。このうち、4工程の全てを一貫生産出来るのは国内に
1社のみ。①を除く3工程を一貫生産できるのは、もう1社のみ。
という事でした。そもそも、通常生地生産は分業制が当たり前で、この2社が特別らしいのですが。(ほ~知らなかった!)
ここまでくれば、とことん国内産にこだわりたい!という事で、この4工程を全て一貫生産されているデニム生地を使用させて頂くことに致しました!
そして、担当者様とのやり取りで発覚した事実。
「えっ!そもそもデニムってソファに出来るの!?縮まない?色落ち大丈夫?」については次回~。